将来のこと、お金のこと、不安しかない
結婚し、子どもが産まれてから、徐々に将来について考える機会が増え、サボり体質の私は、
「私っていつまで働かなきゃいけないんだろう・・・」と自分の将来を不安に思うことが増えました
少しでも将来の不安をなくそうとお金のことを勉強する中で、iDeCo(イデコ)という制度を知ったのが5年前・・・
実際に始めたのが3年前・・・
行動するまでに2年もかかったサボり体質な私ですが、今でもコツコツ月5,000円を積み立てています
そんな私が、今まさに将来を不安に思って何とか行動しなきゃと思っている人に向けて
(掛け金として最低金額の)月5,000円からでも初めて良かったと思う3つの理由を解説します
現在、評価益はなんと70万円に到達!
記事のタイトルにもあるように月5,000円という少額の積立ですが、
コツコツ続けること3年
なんと、評価額は70万円に到達しました!!
女性雑誌のマネー特集では「投資をはじめるなら、イデコがオススメ」って書いてあったんだけど、月に5000円しか出せなくても、やる意味あるのかしら?
など疑っていたのですが、放置しているだけで、なんかよくわからないけどお金増えてる!状態
このお金は、たった月々5000円という少額であっても、娘の成長とともに大きく育って、老後にお金に困らないように手助けしてくれると信じています
細かな増減の動きはありますが、正解経済の成長とともに放置でも資産が増えてくれます
私が月5000円でもイデコを始めた理由
理由1:イデコで節税できる
ここで一つ有名な実験を紹介しましょう
「次の選択肢のうち絶対にどちらかを選んでください」と言われたとします
あなたならどちらを選びますか?
- みんなが3000円もらえますが、あなただけ2000円もらいます
- みんなが1000円もらえます、誰も損しません
誰も損しない選択肢が魅力的に思えて、損をする選択肢は嫌だなと感じませんでしたか?
人間は「損失回避」と呼ばれる行動をとることがあります
これは、何かを得るために何かを失うリスクより、何も失わない代わりに何も得ない方を選ぶ傾向にあるということです
例えば、年収を上げたくて転職活動をしている人がいたとして、辞める直前の土壇場になって不安になり、躊躇して、会社に残るという選択をした話がありますが、それは「今」を基準に考えて「新しい職場に移ることで、結果的に損をしたくない」と未来の損失回避をしているからです
冷静に考えて、年収が上がるなら、その分嫌なことがあったとしても選択肢が広がるのにもかかわらず、「損したくない」と思ってしまうのが人間の心理です
さて、この設問の意図は「あなただけが損をするか否か」にあるわけですが、
人間は、損を避けたいと思う心理傾向が強く、特に「自分だけ損する」ことが嫌いです
実は節税も同じことが言えます
節税している人は、お得に節税していることを大きな声で言いませんが、実はうまく節税しながら出ていくお金を減らしています
出ていくお金が少ない分、お金が溜まりやすくなります
iDeCo(イデコ)を始めるということは私のような月5000円の少額積立であっても、ちゃっかり節税分のお金を得しているということになります
iDeCo(イデコ)をしていない人から見れば、税金のお金を払いすぎている(損している)ような気持になるかもしれませんね
あなたは税金を払いすぎていませんか?
節税の効果については、文章にするとやや難しいのでわかりやすかった楽天証券の動画をご紹介します
iDeCo(イデコ)について、とても分かりやすくまとめられていますので是非参考にしてください
同じ楽天証券のホームページで節税効果シミュレーションもできます
ちなみに私は、年収200万で月5000円の積立なので、節税効果は年間9000円
理由2:確実に老後資金を貯めるため
結婚しても、しなくても、子どもがいても、いなくても、誰もが平等に歳を取ります
老後資金は、誰もが貯めておいて損しないお金と言えます
もともとお金を貯められない体質の私は、給料を全部使いきってしまうタイプでした
そんな私でも出産を機に将来のお金のことを考え始め、せめて自分の老後は自分で用意しなきゃと積立を始めました
すごい儲けて富を築きたいわけではないですが、せめて日々の生活の中で少しお金に余裕があってお金のことで悩みがなくて、旬のフルーツを食べたり、趣味を続けたり、家族旅行を楽しんで思い出を作ったりしたいなと思っています
ささやかな夢を叶えるために毎月5000円という少額から始めましたが、いいタイミングで始めたこともあって嬉しいことに今では70万円にまで増えました
このお金が60歳を過ぎてから自分の生活や余暇を支えてくれるので、老後の心配は少し和らいだように感じます
理由3:少額でも時間を味方にして大きく育てるため
私が月5000円という少額積立を70万円まで増やせた理由は、
時間を味方にしたからの他にありません
3年という間コツコツと積立を継続しました(実際は自動積立なので放置している)
この「継続」が非常に重要なのです
私の月々16万円ほどの給与は、ほとんどが生活費とお小遣いで消えていきます
(メルカリで不用品を売っているので、月1~2万円ほど副収入アリ)
私にぴったりなお金の増やし方が「時間を味方につけて長期間運用する」なのです
どうせ使うのは老後の60歳を過ぎてからなので、コツコツとじっくり増えてくれればうれしいです
でもたった3年で70万円になるなんて夢がありますよね!
たった5000円なんて意味ないと思っていたけれど
正直なところ、たった5000円で初めて何になるんだ、その分自己投資した方がいいんじゃないか?と疑っていたのですが、
その時の心境としては、
- 他の人に置いて行かれたくない!
- 何も始めないより初めて失敗した方が納得できる
- (飽きっぽいので)やるなら今しかない
という危機感で始めました
結局、考え始めてから実際に行動するまでに2年もかかったサボり体質な私ですが、
iDeCo(イデコ)を始めたことで、将来を不安は少なくなったので効果はあったと思います
私にとっての将来の不安は「お金」なので、この積立をコツコツ続けることが不安解消に繋がっています
投資初心者の私が選んだ商品
iDeCo(イデコ)で積立できる商品にはいろいろな種類がありますが、私は「インデックスファンド」を選択しています
なぜインデックスファンドにしたか・・・
それは、「始めるならインデックスファンド選んでおけば間違いない!」と信頼しているブログに書いてあったからです
こんな自分で良く調べもせずに飛び込んだ他力本願な私ですが、積立を始めてから3年間、徐々にiDeCo(イデコ)を理解する中で、「インデックスファンド」にして正解だったなと思います
私のように少ない金額で長期間の運用を考えているなら手数料が安くて分散して運用できるインデックスファンドがおススメです
大正解!今では70万になりました
基本的には放置していて、気になったときにマネーフォワード(家計管理アプリ)から確認するようにしています
商品の選び方のポイント
選びかたとしては、何に投資したいかを決めてから手数料の安い金融機関を選ぶという流れになると思います
私的には、楽天証券かSBI証券が使いやすくて私のような初心者向けかなと感じました
ごめんなさい!こんな人はもう一度よく考えて!
散々、自分の成功体験を語っておいて、急に申し訳ありませんが
誰もがやったらいいですよというものでもありません
注意
- そもそも税金払ってない&節税効果が期待できない人
- 月5000円ずつの捻出が厳しい人
- 老後の前にお金が引き出せないとピンチな人
そもそも、老後のための積立をしていくので、今の生活が厳しい人にはおススメできません
月の生活はギリギリだけど、私のように毎月給料が入ってくる&副業しているなどの収入を得ていない人は、最低限まとまった生活防衛費の貯金をしてから始めるのが必須です
一旦始めたら老後まで取り出せないお金になるので、今必要な予定があるならむしろ焦って始めないほがいいです
大切なことは少額でも「長期間運用」することです
「老後まで待てない!」という人は、まず収入を増やすか支出を減らして、生活防衛費を貯めましょう
生活防衛費は、生活費の3か月分なので我が家の場合は3人家族・20万円/月なので60万円の貯金が最低ラインとなります
貯金額が60万円を下回ってしまうと、ピンチととらえてお金をセーブして貯金に回すというイメージです
まとめ:今からでも遅くない!早く始めるのがおススメ
家計に余裕があり、将来に不安を感じているなら国が用意しているお得な制度であるiDeCo(イデコ)の活用がおススメです
私は今のところ上手くいって運用益がかなり出ているので初めて良かったなと思います
参考になれば嬉しいです
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