数年以内に映像化されると思うので、この段階で予言しておきますね！映画かな、アニメかな、ドラマかな･･･いずれにせよ”映像化待ったなし”の作品に違いないので、是非ともネタバレ踏まずに読み始めて欲しい！
まずは１巻『教師と生徒の禁断のラブコメでハレンチなマンガなのか？』と思いながら読み進めていたら、んん？なにやら様子がおかしい。これは･･･枯れたオジサマとピチピチ女子高生のラブコメじゃなかったのか！これ以上はネタバレになってしまうので自重しますがね、３０代のおばさんがまんまと胸熱させられたわ～！そのまま５巻まで一気読みしたわよ。
新しいきみへ【５巻までのレビュー】
あらすじ
妻の浮気を誤解した高校教師の佐久間悟。傷心のまま旅し、故郷・小田原でひとりの少女と出会う。不貞を働きそうになるが正気に返って再び日常へ。新年度、担任するクラスに見覚えのある姿が…。「相生亜希です はじめまして」 “あの日”の少女は魔性の魅力を携え、悟に迫る。教師と生徒、禁断の恋愛劇が開幕。
まずは謝罪を。
枯オジとＪＫのハレンチなマンガだと勘違いしててスミマセンでした（深々）
いや、このあらすじ、わからんて。
このあらすじで、見抜けないよ～～。この衝撃のストーリー展開。
2023年5巻あらすじ
『先生のおかげでやっとここまで来れたんだ』 幾度となく重ねたループを経て決意固く再び時を越えた女子高校生の相生亜希。高校教師の佐久間悟は彼女と共に自らの記憶を辿り、遂にふたりはガスマスクの男の正体へと近づき始めていた。避けることができない崩壊が続くこの世界で、脆く危うくも心震わす現代SF恋愛奇譚は更に加速していく――。
５巻（2023年の現時点での最新刊）のあらすじでようやく【幾度となく重ねたループ】という文言が。
そうなんです、この作品は最近多いタイムリープものなんです。
タイムリープものにハズレはないというが、とはいえ素晴らしいストーリーです。
１～５巻まであっという間に読み終わる
ネタバレできないので本当に読んでみてくださいとしか言えないのがもどかしいのですが、１巻で伏線はりまくって、５巻で今まで謎だった部分が色々と分かってきましたね。
ヒロインは１～２巻では”可愛い”という印象しかありませんでしたが、最新刊では覚悟が決まった強くなった表情を見せてくれます。５巻まで読むと、やっと点と点が繋がり重なり始めた印象です。
１巻までは教師とＪＫの不倫におわせみたいなストーリーだったので、ここまで感情が盛り上がるとは思ってもみなかったので本当に驚きました。死に戻り系のタイムリープものは、似ているパターンの作品も多いので新鮮さは感じないように思いますが、ここでＪＫが良い働きをしています。
４巻辺りからＪＫの等身大の心に触れていくのですが、その葛藤や孤独がめっちゃいい。戦士を見ているかのよう。
映像化されたら人気爆発すると思うので今のうちに
映像化されたら人気爆発すると思うので、今のうちに･･･と思います。
私のように、枯オジとＪＫのハレンチなマンガと思っている女性読者にも強くおススメしたい。マジで面白いから。
登場人物の葛藤がいい。孤独の演出もいい。
まずは３巻まで。３巻まで読んでもらえれば、ストーリーの主軸を掴めます（タイトル回収もあり）。
１巻冒頭の「きみはまた失敗した」の意味が分かります。
ＪＫの運命、これまで重ねてきた時間を想像すると、絶望で泣きそうになっちゃった😭
ドキドキするスピード感のあるお話でした。コロナという社会不安を経験したからこその共感もあるね！はじめはラブコメかと思っていましたが、いい意味で裏切られるので女性読者にもおすすめ！最初は可愛いだけだったＪＫが･･･心に傷を負いながらも強く戦う姿は思わずこちらも力が入っちゃう！人気爆発すると思うので、今のうちにネタバレ踏まずに手に取ってみて欲しい作品よ。
