テレビアニメ「ミラキュラス レディバグ&シャノワール」の視聴感想です
見どころも紹介していきますのでよろしければ最後までお付き合いください
※ネタバレあり、ご注意ください
作品紹介
ごく普通の高校生、マリネットとアドリアン
だが2人は邪悪な影からパリの街を守るスーパーヒーロー
善良な市民をヴィランへと変える邪悪な生物・アクマをとらえるため、クワミ(妖精)の力でレディバグとシャノワールに大変身!
パートナーとしてともに戦う2人だが、その正体は誰も知らない
当の本人さえお互いの正体を知らず、マリネットはアドリアンに、シャノワールはレディバグに片想いをしている
シーズン1#1「ダーク・キューピッド」の感想&見どころ
https://twitter.com/miraculous_all/status/1536579238991888384?s=21&t=ftyrLRsFJjbKNrQWTlAWcQ
あらすじ
Aパート
マリネットとアドリアンのクラスでは、担任が「ほとんどのおとぎ話ではお姫様の魔法を解くのは王子様のキスである」と論じています。それは何故かという問いにローズは「憎しみに勝てるのは愛だけだからです」とローズが答え、前の席のキムはペンを咥えた口をへの字に曲げて注意深く聞いています。クラスメイトのマックスは87%の確率で見られる物であるとうんちくを語り始め、先生は「はいはい」とたしなめました。この議論の間、アドリアンは授業中にも関わらず、一生懸命に何かを紙に書いています。
担任がアドリアンの内職に気付くとアドリアンに近づき、「今の話を聞いてた?」とアドリアンに尋ねまると、アドリアンは授業の内容を一言一句違わずに復唱しました。授業の終わりを告げるベルが鳴り、担任はシャルル・ペローの「眠れる森の美女」を読む宿題を言い渡し、クラスの生徒たちに「ハッピーバレンタインデー」と声をかけました。
クラスメイトが教室を出て解散して行く中、アドリアンは座席に留まり、集中して紙に他に何を書くべきかを考えていました。マリネットはアドリアンが何を書いているのか気になって仕方ない様子で覗き込んでいます。アドリアンのペンは止まり、納得いかない浮かない表情でそれをくしゃくしゃに丸めて教壇の前にあるゴミ箱に捨てました。
一体アドリアンは授業そっちのけで何を書いていたでしょう?アドリアンはくしゃくしゃに丸めた紙ゴミを捨てるとため息混じりで教室を後にしました。
アドリアンの行動が気になるマリネットは隠れて皆が立ち去った教室に留まり、アドリアンをコソコソ監視していました。もちろんアドリアンが教室のゴミ箱に捨てた紙もバッチリ目撃していたので、アドリアンが何を捨てたのか気になって無断でゴミ箱から拾い上げました。
教室を出たアドリアンをクロエとサブリナが呼び止めます。
クロエはアドリアンにアドリアンのポスターにサインするように頼みますが、アドリアンは「サインが嫌いなの知ってるだろ?」と浮かない表情でサインを断ります。クロエはアドリアンにこの署名はハムスターにまつわる請願書だと嘘の言い訳をして、嫌がるアドリアンに無理を通してサインさせます。アドリアンは気が乗らない様子で一つため息をつき、諦めた様子で渋々サインしてクロエにバイバイも言わずに立ち去ります。
アドリアンのポスターにサインをしてもらってウキウキのクロエは、次の瞬間、教室でマリネットがゴミ箱を漁っているのを見かけました。クロエとサブリナは、マリネットゴミ箱から食べ物でも探しているの?とからかって大笑いしながら去っていきました。
マリネットはゴミ箱から払い上げたアドリアンのメモを読みます。アドリアンは授業中に一生懸命何を書いていたんでしょうか?
メモにはフランス語で「夜のような黒髪、ブルーベルのような瞳、強い仮面の下の本当の君は誰(中略)二人の愛はきっと真実、僕のバレンタインを君に」と書かれていて、ティッキーはそれがラブレターだったという事実に驚いています。マリネットは誰のことを言ってるんだろうとティッキーに問い、二人でアドリアンの愛のポエムは誰に向けられた物なのかを推理しています。ティッキーにアドリアンの愛のポエムの相手はマリネットだと焚き付けられ、マリネットは浮かれた顔で校門を出ます。
学校の外では、マックスがキムに宝石の入った箱を渡し、箱の中にはマックスがリサーチした女子に喜ばれるプレゼントが入っていると言います。キムはマックスから受け取ったハート型の箱を開けると、大きな青い宝石とパールが付いたブローチが入っていました。通りがかりにそれを見ていたアルヤは、マリネットの手を引いてキムに駆け寄り、誰のためのプレゼントなのかを尋ねます。相手の名前を言いそうになるマックスの口をキムが塞いで黙らせました。
「スクープ!キムに恋のお相手が!」アルヤはキムにインタビューをし始めましたがマリネットが横から止めに入ります。キムは「断られたら?」と弱気になりますが、マリネットは優しい言葉でキムを励まし前向きな気持ちを取り戻させます。「バレンタインデー大作戦いくぞー!」キムとマックスはハイタッチして、作戦を共有します。ポンデザール橋でバレンタインデーのプレゼントを意中の人に渡そうと考え、彼女がポンデザール橋を通るタイミングに先回りして待ち伏せることにしました。キムは皆に感謝を伝え、プレゼント片手に橋まで猛ダッシュで向かいます。
アルヤはキムの恋を励ましていたマリネットをなじり、自分のことになるとさっぱりねと揶揄います。アルヤの言葉を受けて、マリネットはアドリアンに本当の気持ちを伝えるカードを書くことを決意しアルヤに表明しました。こちらでもマリネットとアルヤによるバレンタインデー大作戦が始まりました。
街の中に飾られている広告ポスターのモデルはアドリアンで、道行く女子がうっとりと眺めている時、クロエが「私のものよ、彼は」とアドリアンのポスターを見せびらかしています。(ファンの中にはストーミーウェザーのミレイユとオーロラがいるよ)
そのポスターは「世界一素敵な僕だけの恋人クロエに捧ぐ」と書かれているアドリアンのポスターで、これは冒頭でクロエがアドリアンに真実を隠して無理強いしてサインさせたポスターでした。クロエにアドリアンの恋人のフリをしてマウントを取られたアドリアンファンの女子たちは突然の失恋に泣き出します。「あ、この子泣いてない」クロエは泣いていない子を見つけるとアドリアンのポスターを押し付けるようサブリナに命じます、さすがクロエ、揺るがない嫌な奴っぷり全開の悪役の振る舞いにめっちゃ笑えます。(このシーンは本当にクロエっぽくて大好き)
マリネットは自分の部屋に戻ると、ルーズリーフにアドリアンに向けたメッセージを考えていますが、アドリアン様…以降の言葉が出てきません。まったくペンが進まないマリネットにティッキーに「素直な気持ちを書けばいいだけ」と励まします。マリネットはアドリアンの手紙への返答を書けば良いと考え、アドリアンのポエムに返事を書くことにしました。
そこにアルヤがピンクのハート型のメッセージカードを持ってマリネットの部屋を訪ねます。マリネットはすぐにメッセージを書き始めサラサラと書き終えました。アルヤがマリネットに「名前を書き忘れないで」と言った時、一匹のてんとう虫が部屋に入ってハートのカードにとまりました。
アルヤは、てんとう虫はレディバグとも言って恋愛運が上がると、てんとう虫が幸運をもたらすと言いました。アルヤによると、古代よりレディバグは恋愛における心のガイド役、愛のシンボルとされてきたとレディブログから引用して説明します。
ちょうどその頃、アドリアン部屋で、アドリアンとプラッグはレディブログの記事を読んでいました。アドリアンはレディバグの正体を知らないのに、どうして好きになれるのかとプラッグに問われ、君は愛をわかってないんだと答えると、プラッグはチーズへの愛を語ります(チーズのことになると饒舌になるプラッグ可愛い)大好きなレディバグへの想いに悩むアドリアン、後半に向けてアドリアンの大好きな気持ちをどう昇華させていくのか面白い伏線でした。
ポンデザール橋では、キムが先回りして意中の女の子が到着するのを待っています。そして、キムの前に現れた女子は…なんと!キムが夢中だったのはクロエでした!キムはクロエを前にして緊張して声をどもらせながらも、クロエの目の前で片膝をつき右手で宝石の入ったプレゼントを差し出しました。
残念なことにキムの片膝をついたところには、水溜まりがあり彼の右膝は水溜まりに浸かっています。プレゼントの箱をクロエに差し出しながら、クロエにプレゼントを見せると、たまたま通りかかった自転車がキムの顔に水溜まりの水を引っ掛けてしまいます。キムの不幸は続き、風が吹き、片ひざを立てる彼の顔に空のスナック菓子の袋が吹きつけ、なんとも不恰好な姿になってしまいました。
クロエは「じっとしてて」とキムに命じ、クロエはキムの不恰好な写真を嬉々として撮り、それを学校のクラスメイトに送信してしまいます。クロエは笑いながらキムの元を去り、キムはクロエに振られた上に、屈辱的な写真を撮られてクラスメイトに拡散されてしまう結果となりました。
屈辱的な展開にキムはポンデザール橋の上でうずくまって一人泣いています。ホーク・モスはキムの悲惨さにアクマを送り込みます。アクマはキムがクロエに贈るはずだったブローチに取り憑きました。ホーク・モスはキムにダークキューピッドと名付け、愛や友情にヒビを入れれ壊す矢を放つ力を与えます。
「恋愛も友情もすべて俺の怒りでぶっ潰してやる」ダークキューピッドと化したキムには翼が生え、胸にはハートに雷が重なったデザインがされています(空を飛ぶダークキューピッドのアニメーションがかなりカッコ良く私のお気に入りの敵の一人です)。ダークキューピッドが空中に飛び出し、バラの形をした矢を放つと、つがいたちの関係を壊しまくります。ダークキューピッドのバラの矢の影響を受けた人々の唇は黒くなり、好意とは正反対の言動をパートナーにとりました。
マリネットとアルヤはマリネットの父から出来立てのハート型で可愛いリンゴ飴を受け取り、パン屋から出ました。そして、アドリアン宛のバレンタインカードを送るためポストの前に来ています。マリネットは、ポストに手紙を入れようと手を震わせて振って躊躇しますが、覚悟を決めてポストにメッセージカードを投函できました。その時、マリネットとアルヤのスマホが鳴り、クロエからアルヤとマリネットにキムの写真が配信されました、先ほどのキムの屈辱的な写真がクラスメイトにばら撒かれた瞬間です。
「ひどいね」とアルヤ
「私告白した方がいいって言っちゃった!知らなかったの、好きな人がクロエって」マリネットはキムを励ました自分を責めました。アルヤは、アドリアンがクロエのように振る舞わなければいいけどと言うと、マリネットは急にアドリアンの反応が怖くなってポストに投函したバレンタインデーカードを取り戻そうとポストに飛び掛かります。アルヤは今のはちょっとした冗談だと言ってマリネットを落ち着かせていると、アルヤが空に浮かんでいるダークキューピッドの姿に気付きます。
ダークキューピッドは空から地上を見下ろし、アルヤが手に持っていたハート型のリンゴ飴を見るや否や、ハートは全部ぶち壊すためにバラの矢を放ちました。ダークキューピッドはハートのリンゴ飴とアルヤを射抜き、アルヤはダークキューピッドによって洗脳されてしまいました。アルヤはマリネットの服にハート型のリンゴ飴をベタッと押しつけて「あんたなんか親友じゃない」と言い放ちます。「あんたの下手くそなポエム読んだらアドリアンはきっと大笑いするよ」とマリネットに向かって酷い言葉を吐きます。
マリネットは上空に浮かぶダークキューピッドを睨みつけ、矢筒のストラップにキムが持っていたブローチを発見しました。マリネットはすぐにキムがアクマタイズされたことに気付き、ダークキューピッドの暴走を止めるためにレディバグに変身してダークキューピッドを追跡します。(このエピソードの変身シーンは広場のベンチの下に隠れて変身…変身シーンでちゃんと隠れてなくてウケる)
ダークキューピッドを追いかけているレディバグは、ダークキューピッドの次のターゲットがクロエである事に気付きます。このシーン、日本語吹き替えではクロエはアドリアンのポスターを24金の額縁に飾ってトイレに飾ろうとしているようですが…トイレってww…原文のフランス語、英語吹き替えではどう表現されているのか気になるところですね。ダークキューピッドに狙われているクロエは注文した額縁に文句を言って喚いているので自分が狙われていることにまったく気づいていません。クロエに標準を合わせて右手で弓を引くダークキューピッドの体にレディバグはヨーヨーを当ててキムは狙いをはずしてバラの矢は額縁業者のワン納品車に当たって消失しました。間一髪でバラの矢の攻撃を受けずにすんだクロエ。
レディバグは、ダークキューピッドにアクマタイズされたキムの心に訴えて、クロエに傷つけらだからといってパリの街に八つ当たりしないでと願います。しかし、ダークキューピッドは改心せず、みんな心を壊すことで正当化されると信じて、憎しみを生むことを望みます。ダークキューピッドの弓矢から浴びせられるバラの矢に当たらないようにレディバグは応戦しますが上空を自由に飛び回るダークキューピッドにやや押され気味です。レディバグはヨーヨーを回転させて盾にし、ダークキューピッドのバラの矢をかわしますが、バランスを崩してビルの雨樋に逆さ吊りになりました。しかしそのお陰でダークキューピッドはレディバグを見失い身を潜めることが出来ました。
そこでシャノワール登場。「恋に落ちたのレディ?」逆さ吊りになったレディバグに声をかけます。シャノワールがベルトをブルンブルン回す仕草がレディバグに会えて嬉しいよーって言ってるみたいで可愛い!
レディバグが敵のダークキューピッドについてシャノワールに伝えようとするのを阻んで、シャノワールはレディバグへの秘めた(?)思いを伝えます「レディバグ、ぼく、君が…」その時、レディバグの背後からダークキューピッドが矢を放ちました。レディバグを庇うように抱き寄せたシャノワールの背中にダークキューピッドのバラの矢が刺さり、シャノワールは洗脳されました。
「レディバグ、ぼく、君が、大嫌いだ」
シャノワールの大好きな気持ちが反転してレディバグのことをなんの価値もない大嫌いだと言い放ちます(シャノワールの言葉を裏返すとシャノワールがいかにレディバグを好きかわかるのがたまりませんね)。レディバグはその場を離れてクロエの元に駆けつけます。クロエとサブリナはホテルのロビーに潜んでいました。シャノワールはダークキューピッドと結託してレディバグを倒し、ミラキュラスを奪うことになってしまいます。
レディバグはクロエとサブリナにホテルのロビーから逃げるように言います、そうでないとダークキューピッドに何をされるかわからないと念を押しますが、クロエは事態の深刻さをわかっておらず、クロエにはアドリアンがいるので、嫉妬されているんだと思っています。クロエはレディバグにアドリアンのポスターを見せながら「アドリアンよ、クラスで一番のイケメン、その上お金持ちなの、それで私に夢中」と言い自慢しています(ここはクロエの性悪な部分を楽しめる最高のセリフですね)。ダークキューピッドはポスターの後ろに隠れてクロエの前に現れ、バラの矢でクロエに狙いを定めます。
レディバグはダークキューピッドからクロエを守るためにクロエをヨーヨーの紐で巻いてホテルの外に引きずり出し、クロエに走って逃げるように言います(レディバグによって引きずり出されるクロエがボロボロになってちょっとスッキリw)そこに洗脳されたシャノワールが立ち塞がります。
「シャノワールあなたとは戦いたくない」
「友達だからか?ふざけたこと言うな、お前は友達なんかじゃない!」そう言うとシャノワールはスティックを伸ばして空に飛び、レディバグの頭上でスティックを振り下ろします。レディバグはシャノワールと戦うことを望んでいないので、いったんシャノワールから逃げます。「どうしてそんなに憎しみでいっぱいなわけ?」レディバグはシャノワールに問いかけますが洗脳は解けません。
そこでレディバグは授業の「お姫様の魔法を解くのは王子様のキス」という内容と「憎しみに勝てるのは愛だけ」とローズの言葉を思い出します。レディバグは憎しみをぶつけてくるシャノワールに愛で対抗することにしました。真正面からシャノワールに歩み寄り「キスしてあげるから」と口を突き出します、するとシャノワールは怯えて「来るな」と言って後ずさりしました。シャノワールは猫ダッシュでレディバグから必死で逃げます。
Bパート
ダークキューピッドはクロエを追い詰めていました。
クロエは逃げている間に自慢の服とヘアスタイルが台無しになっていることについて怒り散らしています。「もー、あんたの好きにすればいいわ」開き直ったクロエに、矢の無駄遣いと思ったダークキューピッドはお前の心には愛が入る隙間なんてないなと笑ってその場を立ち去りました(ダーク・キューピッドの冷静な判断は敵ながらあっぱれw)
クロエが髪は乱れ薄汚れた格好で歩き出すとサブリナが近づいてきます。サブリナは薄汚れて髪もボサボサで怒っていつもの自信のある表情も決まってないクロエの写真を撮影し、「みんなこれ見たら驚くわアハハハ」と去っていき、クロエは特大のため息をつきました。
レディバグは、ヨーヨーをシャノワールの足首に引っ掛けて街灯に縛り付けました。「やだ!やだ!」キスされることを嫌がるシャノワールにレディバグは「私だって仕方なくなんだから」とキスしようとしますが、顔をかわされてしまい、3回目のチャンスでダークキューピッドのバラの矢が飛んできて邪魔されました。
シャノワールとダークキューピッドは結託しているので合流してハイタッチ(グーのハイタッチ)します。シャノワールはカタクリズムを発動し「人間相手に使ったらどうなるんだろうな」としたり顔です。レディバグはその様子を見ながら木の陰に隠れて、ラッキーチャームを発動しました。
すると「リンゴ飴」が召喚されました。レディバグの目線では、噴水、シャノワールのカタクリズム、ダークキューピッドの矢筒のストラップが光ります。さて、ラッキーチャームをどのように使うのでしょうか。
レディバグは右手にリンゴ飴、左手ではヨーヨーで盾を作りを作り、木の影からダークキューピッドとシャノワールの前に飛び出しました。レディバグは「バレンタインのプレゼントをあげる」と言い、ダークキューピッドとシャノワールを煽ります。ダークキューピッドは上空からバラの矢でレディバグを狙い撃ちしますがレディバグはヨーヨーで盾を作って空からの攻撃をかわします。シャノワールはカタクリズムをレディバグに食らわそうと右手を突き出して突撃してきますが、レディバグはギリギリかわし、空振りしたシャノワールのベルトを引っ張り、よろめいたシャノワールは尻もちをつきます。レディバグは高くジャンプして、空中で、ダークキューピッドの頭にラッキーチャームのリンゴ飴を投げつけます
ダークキューピッドは頭についたリンゴ飴を右手で取りますがリンゴ飴のベタベタのせいで弓矢が引けなくなってしまいます。
「次は子猫ちゃんの番ね」
レディバグはシャノワールのいる地上に舞い戻り、アクマの力を壊すためにキャットノワールにキスしようと試みますが、シャノワールに背後から捕まってしまったレディバグはそのまま押し倒されシャノワールに馬乗りされて、さらに手を固定されてしまいます。依然としてシャノワールの右手ではカラクリズム発動中!これを喰らえばレディバグは致命傷は避けられません!絶体絶命のピンチです。シャノワールはジリジリとカタクリズムをレディバグにかざしながら「最後に正体を暴いてやる」とレディバグのミラキュラスに触れました。シャノワールがそう言っている間、シャノワールはレディバグの腕を放した一瞬をレディバグは見逃しませんでした。レディバグはシャノワールの頬に手を伸ばして両手で引き寄せ唇にキスしました。シャノワールは最初こそ驚いて目を見開いていますが、何秒か後には目を瞑りカラクリズムの手を緩めます。シャノワールはレディバグのキスによって洗脳が解けました!
レディバグのキスによってシャノワールの洗脳が解け、正気に戻ったシャノワールですが、取り憑かれていた時の記憶がごっそりありません。シャノワールからすると何が起こったのかまったく把握できていない状況で混乱しています。そんな混乱するシャノワールを無視して、レディバグはシャノワールを自分の肩に乗せた後、ダークキューピッドに向けて投げ飛ばされました。レディバグに投げ飛ばされたシャノワールはダークキューピッドにぶつかってそのままダークキューピッドもろとも転倒し、発動中だったカタクリズムによってダークキューピッドの装備品である矢筒のストラップは壊されました。
矢筒のストラップについていたアクマタイズされたブローチをゲットしたシャノワールはレディバグに「ハッピーバレンタインデー」と冗談を言いつつパスします。レディバグもシャノワールの冗談に乗り、「どうもありがとう」と大袈裟にリアクションしてわざとらしく破壊します。レディバグがブローチを踏んで壊すとアクマが現れたのでヨーヨーで捕らえ、浄化してあげます。リンゴ飴を空中に投げると、レディバグによってパリの市民は元通りになりました。
ミラキュラスの力によって救われる人、救われない人がいます。サブリナは救われませんでした。サブリナはアドリアンのポスターにペンで落書きをしていましたが、サブリナによって落書きされた部分は復元されずに落書きが残ってしまいサブリナとクロエは泣きました。
噴水の前でキムは通常の状態に戻り、レディバグとシャノワールは「やったね」とお決まりのポーズで締めます。
レディバグの変身がとける警告音が鳴り、レディバグは走り出しますが、シャノワールはレディバグに伝えたいことがあると言って呼び止めます。
「…」いざとなったら言葉が出なくて無言になるシャノワールに、「いい?あのキスは魔法を解くために必要だったから…」とレディバグが弁明を始めました。レディバグはキスを説明しようとしますが、シャノワールには記憶がなく、レディバグが何について話しているのかわからないので、「キス?キスが何?」と混乱して聞き返します。「僕が言いたかったのは…」とシャノワールは再び話し始めますが、次はシャノワールの変身が溶ける警告音が鳴り始めてしまいます。レディバグはシャノワールに変身がとけてしまうことを促し二人は反対方向に走り出します。
ホーク・モスは「忌々しい」とアジトで怒りを露わにしていました。
C パート
ポストでは、郵便屋さんがちょうど中身を回収するところでした。
郵便屋さんがポストを開けるのを見て、「カードを取り戻すチャンスじゃない?」とティッキーは言いますが、マリネネットはニッコリ笑って「それはもういいの」と答えました。マリネットはアドリアンを振り向かすためには自分の本当の気持ちを伝えないと意味がないことをダークキューピッド戦から学んだのです。
アドリアンの部屋ではプラッグがチーズを食べながら大笑いして「ニャハハハハ、信じられる?大好きなレディバグにそんな酷いこと言ったなんて」とアドリアンをからかいます。アドリアンは相当落ち込んでいるのかショックで肩を落としてベッドへ倒れ込みました。どうやらプラッグは起こったことをすべて覚えてアドリアンに教えてあげているようです。
プラッグは、アドリアンの机にある大量のバレンタインデーカードの中から、選んでやるよとひとつつまみあげてアドリアンに投げました。プラッグが無作為に選んだピンクのハート型のカードを読んだアドリアンはカードのメッセージがポエムへの返事だと気付き驚いています。カードには「(中略)心はあなたのもの」と書かれており、アドリアンが読み上げるとプラッグは「お前のポエムと同じくらい甘ったるい、絶対に気が合うよ」と言いました。残念ながらメッセージカードには名前が書いていないので誰から差し出されたものかアドリアンはわかりません。
その時、てんとう虫が入ってきてアドリアンが手に持つハートのメッセージカードにとまりました。アドリアンは直感的にバレンタインカードがレディバグから来たと信じ、飛び立つてんとう虫を追いかけて部屋の窓まで走り、てんとう虫を見送った後、レディバグがくれたのかもとうっとりしました。
一方、マリネットはメッセージカードに名前を書いたかどうかを思い出せず、アルヤに詰められています。マリネットが「覚えてないの」とうなだれていると、アルヤはラブレターに名前を書き忘れるマリネットを信じられないと言いながらも大笑いし、いつも予想以上にやらかすところが大好きとマリネットに言いました。
感想&一言メモと雑学
レディバグとシャノワールの初キス回
残念ながらシャノワールの記憶には残っていませんが、記念すべき初キス回でございました
「お姫様の魔法をとくのは王子様のキス」という前フリを見事に回収してくれたレディバグとシャノワールにニヤニヤしちゃいます!
しかも、レディバグがシャノワールの魔法を解くという、王子様がレディバグでお姫様がシャノワールという関係も良かったですよね~
クロエざまあみろ回
さて問題児クロエ様、
本当に最低な人格なのですが、このクロエの性格とキャラクターのお陰で悔しいことに今回も盛り上がりました
まず、自分に告白してきたキム見下し笑うと言う最低行為!モラルの低さが印象に残ってます
そして、相手の無防備なところを笑い物にする卑劣さ!本当に酷いやつですよね
でもよく考えてみると、クロエは失ってばかりなんですよね
大好きなアドリアンも素気ない、ポスターはサブリナに落書きされて台無し、ダークキューピッドにも呆れられ、おまけに薄汚い姿を写真で撮られてしまいました・・・不憫ww
クワミの記憶とミラキュラスの復元パワーの謎
このエピソードを見て思ったのが、シャノワールは覚えていなくてもプラッグは覚えてるんだということです
アドリアンはダークキューピッドのバラの矢にあてられたとき、何が起こったのかその間の記憶がないのですが、最後の会話でどうやらプラッグには記憶があり、シャノワールがレディバグに言ってしまったひどい言葉をアドリアンに教えてあげています
このことから、クワミはアクマタイズされた敵の影響に抵抗できる可能性が見えてきます
それとミラキュラスの奇跡の力でいつも街を元通りにするのですが、今回サブリナがポスターに書いた落書きは消えませんでした
敵の直接的な干渉がない場合はミラキュラスによって復元できないのかもしれませんね
ウラ話的な考察
ダークキューピッドの洗脳で唇の色が黒くなって可愛いシャノワールのはずが、カタクリズム発動時はブラックルージュじゃないんだよな~(残念)
レディバグ逆さ吊りのキス顔が可愛かったですが、スパイダーマンにたしかこんなシーンがあったのでパロディなのかもしれません
マニアック視点
- エピソードの冒頭、教室のシーンで、就業のベルが鳴ってから教室を出るナタニエルのキャンバスには「ロジャーコップ」のクロエのブレスレットの絵が描かれています
- アドリアンはサイン嫌いって言ってるけどシャノワールでサインしてなかったっけ?
- 動くゴミ箱・・・最初の教室のシーンからゴミ箱があっちこっちに移動しまくりますので気づいた人も多いかも?シーンごとにレイアウトを変えているのかもしれませんね
Miraculous Ladybug公式チャンネル|ミラキュラスレディバグ&シャノワール
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