レディバグ&シャノワール

ミラキュラス|レディバグ&シャノワール「バブラー」視聴感想&見どころ紹介

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こんにちは!ミラキュラス大好きワーママりのへよです

テレビアニメラキュラス レディバグ&シャノワール」の視聴感想です

見どころも紹介していきますのでよろしければ最後までお付き合いください
※ネタバレあり、ご注意ください

 

作品紹介

ごく普通の高校生、マリネットとアドリアン
だが2人は邪悪な影からパリの街を守るスーパーヒーロー
善良な市民をヴィランへと変える邪悪な生物・アクマをとらえるため、
クワミ(妖精)の力でレディバグとシャノワールに大変身!
パートナーとしてともに戦う2人だが、その正体は誰も知らない
当の本人さえお互いの正体を知らず、
マリネットはアドリアンに、シャノワールはレディバグに片想いをしている

 

シーズン1 #2「バブラー」の感想&見どころ

それではあらすじと視聴感想をまとめていきます
最後には雑学的トリビアも用意していますのでお楽しみください

 

あらすじ

Aパート

マリネットとティッキーは、マリネットのスマホのアラーム音で目が覚めました。「お誕生日だ」と寝起きすぐに踊り出すマリネット。マリネットのお誕生日ではありません。今日はマリネットが片想い中のアドリアンの誕生日です。マリネットはうっとりしながらパソコンの壁紙のアドリアンの写真を見て「お誕生日おめでとう」とキスする真似をします。

アドリアン宅では、アドリアンの歯磨き中、プラッグが「お誕生日おめでとう」とチーズを持って現れました。アドリアンはカマンベールチーズの匂いに鼻をつまみ、嫌がる素振りをするのでプラッグは大きな口でチーズを丸呑みにしました。

マリネットは学校へ向かうため家を出ようとするとキッチンにいる母親から、部屋の掃除を言い付けられました。放課後はアルヤと約束があると言って掃除を拒否しますが、代わりにママが掃除して秘密のものを見つけても怒らないでと脅されてしまいました。仕方なく自分で掃除すると答えたマリネット。マリネットは浮かれている様子で玄関を出る時、間違って母親に「いいお誕生日を」と言ってしまいました。

アグレスト邸ではアドリアンが広い食卓で一人で朝食を食べている間、ナタリーがやってきてアドリアンにスケジュールを伝えます。誕生日パーティーをしたいアドリアンですが、アドリアンの父親が誕生日パーティーに同意したかどうかを尋ねると、ナタリーは言葉を選びながら、アドリアンの父親がパーティーは反対していることを伝え、アドリアンは悲しそうな顔をして「やっぱりね」と呟きました。ナタリーはお誕生日おめでとうと静かに言いその場を去りました。

学校の正面階段では、ニノとアドリアンが二人でおしゃべりをしています。ニノはアドリアンと話している間、シャボン玉を吹いています。ニノは、アドリアンの父親がアドリアンに誕生日パーティーを開かないことを驚いており、諦めモードのアドリアンを励まして、アドリアンの父親が誕生日パーティーを開いてくれるように説得することになりました。

そんなニノとアドリアンの様子を物陰から覗いているマリネットとアルヤは、マリネットが用意したプレゼントを渡すチャンスを伺っています。

「やっぱり私には無理だよ」マリネットは勇気がなく体を小さく丸めていますが、アルヤがマリネットの勇気が出るように一生懸命励ましています。いつまでも煮え切らないマリネットにアルヤは強引にアドリアンの前に引きずり出しました。突然押し出されたマリネットはニノとアドリアンの前でつまずきます。ニノとアドリアンはビックリしてキョトン顔になりました。

クロエはサブリナに「今日ってアドリアンの誕生日なの?!」と怒っています。アドリアンに誕生日プレゼントを用意し忘れたことをサブリナに八つ当たりしてプリプリしています。アドリアンとニノ名前で緊張してハチャメチャなことになっているマリネットは、アドリアンへ手作りの誕生日プレゼントを持っていると言おうとしますが噛んでしまい伝わりません。クロエはマリネットに近づいて脇に押し退けてアドリアンに近づき頬にキスして、プレゼントが届いていないのは配送業者の遅延という嘘をつきました。クロエはサブリナの所へ戻り、すぐにプレゼントを用意してアドリアンへ送るように言いつけて去りました。上手く伝えられずに手作りプレゼントを渡すチャンスを不意にしてしまったマリネットは物陰で落ち込んでいます。アルヤが再び励まします。マリネットが再チャレンジしようと立ち上がったその時、アドリアンのモデル撮影のために迎えの車が到着しました。マリネットがっかりしました。アドリアンを見送ったニノはアドリアンの父親を説得するためにアグレスト邸に向かいました。

 

Bパート

アグレスト邸の大きな門の前にマリネットとアルヤが到着しました。マリネットは郵便受けをこじ開けようとしますが、頑丈で開くことができません。アルヤは呼び鈴を鳴らしたら?と言い、マリネットが反対している間に呼び鈴を押してしまいます。来訪者確認のための防犯カメラが壁から飛び出して、マリネットに焦点を合わせます。マリネットはビックリして、緊張しながらもアドリアンへの誕生日プレゼントを郵便受けに入れて良い許可を得ることができました。マリネットはアドリアンがプレゼントを気に入ってくれると良いなと喜んでいる中、アルヤが自分の名前を書いたか聞かれると言葉を失います。マリネットはフリーズしてプレゼントに自分の名前を書き忘れたことに気付きます。名前書き忘れは後々もやるマリネットの芸風

ナタリーが事務所に戻るとガブリエルからのチャットでアドリアンへの誕生日プレゼントは準備しているか聞かれました。ナタリーはアドリアンへのプレゼントを用意していなかったのですが、ガブリエルには逆らえないので、用意すると答えてしまいます。ガブリエルがチャットを切った後、ナタリーはマリネットが持ってきたプレゼントに目をつけ、父親からのアドリアンへプレゼントとして利用することを思いつきました。マリネットが持ってきたプレゼントを父親からのプレゼントとしてアドリアンに渡すことにしてホッと安心した時、ニノがアグレスト邸の呼び鈴を鳴らしました。

ニノとナタリーはアグレッテの邸のロビーでアドリアンの父親を待っています。ガブリエルは、ニノがアドリアンを訪ねてきたと思っていますが、ニノはアドリアンの父親であるアグレスト氏と話すために来たと宣言しました。アドリアンの父親は階段の踊り場からロビーのニノを見下ろしています。ニノはアドリアンの父親にアドリアンの誕生日パーティーを開くよう説得を試みますが、ニノの言葉の端々にはタメ口が混ざっています。友達思いのニノは一生懸命にアドリアンの父親に訴えますが、願いは聞き入れられません。その時、アドリアンがモデルの仕事から帰宅してきました。アドリアンは家の中でニノを見つけて何しているのか尋ねます。ニノは必死にお願いする様子を見てアドリアンは言っても無駄だよとニノの肩を叩きます。アドリアンの父親はニノに向かって「君との付き合いは息子のためにならない」と言い捨ててすぐ出ていくように冷たくあしらいました。アドリアンは、ニノにキツイ言葉を浴びせた父親に反発し庇いましたが、ナタリーが帰るように追い討ちをかけ、ニノは怒り心頭という感じでアグレスト邸を出て行きました。出ていくニノを呼び止めてアドリアンは父親の無礼を謝りましたが、ニノはそんなアドリアンが可哀想に感じました。こんなの不公平だ!と自分の誕生日パーティーを諦めているアドリアンに代わってニノが怒っています。

ガブリエルは誕生日パーティーをしないことを宣言し、さらに息子の友人であるニノを追放しました。アドリアンはそんな厳しい父親に対して、何を言っても無駄だと諦めている様子で、異常な管理をする父親とその厳しさから逃げられないでいるアドリアンの歪んだ親子関係を感じるシーンでした。

ニノは公園のベンチに座って、シャボン玉を吹いていると、公園から帰りたくなくて泣いている男の子が父親に引きずられて連れていかれるのを目撃しました。ニノは「全部ぶち壊すのはいつも大人だ」と不平を言い、大人がなんでも台無しにするという気持ちや無力さもどかしさという感情が出てきます。ホーク・モスはニノの不満を感じ、アジトからアクマをニノ送ります。アクマはニノの持っていたシャボン玉の容器に取り憑きました。ニノは、大人に復讐する力を与えられ、バブラーになりました。

「大人が消えれば完全な自由が手に入る」とパリの街でバブラーが叫びます。

バブラーはシャボン玉を背負ってパリの街を飛び回り、バブラーが出すシャボン玉の中に大人だけを閉じ込めて、空中に浮かべてしまいます。シャボン玉に捕まった大人は自力では出られずに空に浮かんで行き、ホーク・モスのアジトからも沢山のシャボン玉が空へ浮かんでいく姿が見えます。

マリネットは自宅で母親と一緒に昼食を食べていました。マリネットは豆をハート型に動かしながらアドリアンがプレゼントをもう受け取ったか思いを馳せています。マリネットの目の前で、バブラーが放った泡が自宅に入り込んでマリネットの母親をすくい上げます。マリネットが窓から空を見上げると、母親の他にもシャボン玉に閉じ込められた多くの大人が空に浮いており、父親な姿も見つけました。「ママー!パパー!」空に向かってマリネットが叫んでいると、ティッキーがホーク・モスのアクマの仕業であると言い、急いでレディバグに変身しました。

大人を閉じ込めたシャボン玉は、エッフェル塔より上に舞い上がっていきます。レディバグはパン屋を出ると、シャボン玉にバブラーの顔が投影されていました。バブラーが泡は投影スクリーンとして機能し、バブラーが子供たちにメッセージを伝えるとパパやママを失った子供たちが泣いてしまいます。

広い食卓で一人で昼食をとっているアドリアンは食事を終えると暗い声で「最高のバースデーランチだったイェーイ」と投げやりに言い、学校に戻るつもりで、玄関を出ました。すると家の中庭でクラスメイトが集まっていてサプライズの誕生日パーティーが始まりました。アドリアンはすぐにニノがアクマタイズされたことに気づき、サプライズの誕生日パーティーを喜ぶどころか、この状況をどうすべきかを考えようとして、盛り上がるバブラーとクラスメイトを中庭に残して家の中へと引き返しました。

中庭ではバブラーがクラスメイトに向かって盛り上がるように強要しており、ミレーヌやローズは辛そうな面持ちです。誕生日パーティーでは打ち上げ花火を飛ばしました。

いったん自分の部屋に避難したアドリアンにプラッグが父親のいないうちに誕生日パーティーを楽しむべきだと悪魔の囁きをします。アドリアンはニノがアクマタイズされていることに難色を示しますが、プラッグがパーティーを楽しんでからニノを助ければ良いと言いアドリアンも生まれて初めてやりたいことができる日なんだとプラッグの悪魔の囁きに乗ってしまいます。

一方、レディバグはアグレスト邸からの打ち上げ花火を見つけます。大好きな両親を攫われたレディバグはいつにも増してやる気です。アグレスト邸のパーティーはいまいち盛り上がりに欠けています。アドリアンはパーティーが初めてでよくわからないと言いますが、次第にクラスメイトたちが楽しんでいないこと、嫌々踊っていることに気付きます。クラスメイトたちはバブラーに脅されて無理やり踊っていまら様子です。クロエはDJのバブラーに、スローテンポな曲に変えるよう言いに行きます。バブラーは最初は反対しますが、アドリアンの初めてのスローダンスになるという理由を聞き、アドリアンに楽しんでもらいたいという思いからノリノリで選曲します。スローテンポの曲が流れ始めるとクロエは自分からアドリアンを誘いに行きエスコートして手を引きます。

アドリアンはクロエと踊りたくない表情で、クロエがアドリアンにキスしようとする時、すごく嫌そうな勘弁してよみたいな顔になります。パーティー会場のアグレスト邸に到着したレディバグは身を寄せ合ってダンスするクロエとアドリアンの姿に嫉妬して「ラッキーチャーム!」と叫びます。え?今回ラッキーチャーム早くない?笑

ラッキーチャームではレコードが召喚されます。レディバグは周りを見回し、レディバグのヴィジョンで建物の壁に投げるアイデアが閃き、建物の壁めがけてレコードを回転投げしてバウンドさせ、レディバグが投げたレコードがレコードデッキにピタッとはまり、アップテンポの曲に変更されました。アップテンポの曲になったことでアドリアンはクロエとのダンスとキス攻撃をかわすことができ安心した様子。バブラーは誰が勝手に曲を変えたのかと辺りを見回して怒っています。レディバグはラッキーチャームを発動したのでミラキュラスであるイヤリングが鳴り、元の姿に戻る前にパーティー会場を離れて変身をときました。

ティッキーは、クロエとアドリアンへの嫉妬からミラキュラスのパワーを使ったことでマリネットを叱ります。怒るティッキー可愛すぎる。怒るティッキーとマリネットとの会話でラッキーチャームを使うと変身がとけることを視聴者に伝えているシーンですね。

マリネットは、ティッキーをポシェットに隠してパーティー会場に潜入。食べ物が並んでいた中からチョコチップクッキーを3枚取りポシェットに入れました。今頃ポシェットの中でティッキーはチョコチップクッキーを食べてエネルギーチャージしていることでしょう。マリネットが変身できそうな場所があるか見渡しているとアルヤが駆け寄って来ます。アルヤはもうすぐレディバグとシャノワールが助けに来てくれるとパーティーに閉じ込められていても楽観的です。アルヤはマリネットについてくるように言い、ナタリーが仕事をする事務所までこっそり連れてきて、アドリアン宛のプレゼントが置いてあるのを見せます。マリネットにとっては名前を書き忘れたプレゼントに名前を書く絶好のチャンスです。マリネットは事務所に忍び込み、付箋に自分の名前とアドリアンへのメッセージを書きプレゼントに貼りました。

パーティー会場では、バブラーが踊っていないイワンに気付き、命令に従わず歯向かったためにイワンをシャボン玉へ入れて飛ばしてしまいます。ステージに立つアドリアンがクラスメイトたちに楽しんでいるか聞きますが、白けた反応を返す会場。バブラーがクラスメイトたちを脅すように睨みつけるとみんな必死になって楽しんでいるフリをして取り繕います。

そんな時、レディバグが現れます。レディバグは武器のヨーヨーでスピーカーとDJブースのコンセントを壊してパーティーを中断します。レディバグがパーティーは終わりだと告げ、バブラーは邪魔はさせないと怒ります。レディバグとバブラーが戦い始め、クラスメイトたちは悲鳴を上げて逃げました。

パーティーを楽しみたいだけのプラッグに騙されていたことにやっと気が付いたアドリアンは正気を取り戻し、踊るプラッグを無視してシャノワールに変身します。

レディバグとバブラーの攻防中、シャノワールが遅れて到着しました。レディバグはヨーヨーをシャノワールの頭に落下させてから手に戻します。このシーン、シャノワールがヨーヨーで頭打ってウッって言ってます。いやそれより、このシーン制作間に合わなかったのか?背景が色付けただけみたいなシーンがチラホラあります。

バブラーはパワーアップさせたシャボン玉を散弾して打ちまくり、シャボン玉弾は左右にカーブしながら曲がります。ナイスコントロール!レディバグはヨーヨーを、シャノワールはスティックを回転させてシャボン玉弾を防ぎます。

シャボン玉弾をくらわずに散らすことに成功しましたが、バブラーが指をパチンと鳴らすと散らばったシャボン玉弾が変形し、レディバグとシャノワールの周りを渦巻くようにまとわりついて、集まってきました。ドーム型に集まったシャボン玉の渦に取り込まれたレディバグとシャノワールは次第に身動きが取れなくなり、ついに一つの大きなシャボン玉の中に一緒に閉じ込められてしまいました。中からシャボン玉を割ることはできず、バブラーがミラキュラスを渡せばそこから出してやると交換条件を出しますが、レディバグが拒否します。ノリの悪い大人と一緒だとバブラーがレディバグを否定すると、レディバグは子供には大人が必要よとバブラーに訴えます。シャノワールは少し躊躇しながらも同意します。しばらくレディバグからバブラーへの説得が続き、テラスに避難しているクラスメイトたちはレディバグが子供には大人が必要だとバブラーを説得するやりとりを聞いていました。レディバグの必死の説得にもバブラーは気持ちを荒立てるだけで、ついにはレディバグとシャノワールを閉じ込めたシャボン玉を上空高く突き上げてしまいます。レディバグはシャノワールにカタクリズムを使えばと提案しますが、飛ぶ前に言って欲しかったとシャノワール逆ギレ。ずっと閉じ込められているわけにはいかないとレディバグが言うと、シャノワールはニコニコして二人で閉じ込められている事はまんざらでもない様子です。

シャノワールはカタクリズムでシャボン玉を破壊して、レディバグとシャノワールはエッフェル塔より上の上空に投げ出されました。シャノワールがスティックをエッフェル塔に投げて突き刺し、レディバグがスティックにヨーヨーを引っ掛け、地面への不時着を免れます。レディバグはシャノワールのスティックを投げて返し、シャノワールは急いでアグレスト邸に引き返します。この時、シャノワールはカタクリズムを発動済みなので変身がとける警戒音が鳴ります。

アグレスト邸で、バブラーが物陰に隠れているクラスメイトに何してる?!と問いただしているところに、レディバグとシャノワールが戻ってきます。レディバグが帰ってきたことでクラスメイトは安心した表情で、声を出してレディバグコールでエールを送ります。バブラーは怒りの矛先をクラスメイトたちに向けて、クラスメイトたちをそれぞれシャボン玉の中に閉じ込めてしめて、空に飛ばしてしまいます。バブラーはその場を飛び去り、レディバグとシャノワールが追跡し、エッフェル塔にたどり着いきます。シャノワールのミラキュラスの残り時間はわずかです。シャノワールのミラキュラスが警戒音を鳴らしました。時間がない!急いで!とシャノワールが言い、レディバグは2回目のラッキーチャームを召喚します。

ラッキーチャームは大きなレンチです。バブラーはシャノワールでシャボン玉弾で狙い、エッフェル塔の隙間を華麗に逃げるシャノワールに集中しています。

レディバグのヴィジョンでの周りを見ると、レディバグは空調装置を分解し始めました。レディバグは、空気が噴出するパイプをシャノワールに持つように指示します。シャノワールは空調パイプの端を抱えて、バブラーに吹き出し口を向けて持ちシャボン玉弾を跳ね返します。バブラーの隙を突いてレディバグがヨーヨーでシャボン玉ケースをそれを捕まえてバブラーから取り上げました。レディバグはシャボン玉ケースを破壊して、取り憑いていたアクマを捕らえ浄化し、街を復元しました。バブラーによって捕らえられていた大人やクラスメイトたちをシャボン玉の中から解放し、ニノを通常の状態に戻します。

その後、アグレスト邸で、アドリアンの父親が秘書のナタリーへ電話をかけて、アドリアンへ渡した誕生日プレゼントについて聞いてきました。ナタリーはまだアドリアンに誕生日プレゼントを渡していませんでした。電話を切ると、ナタリーはマリネットのプレゼントを手に持ち、マリネットが貼った付箋を剥がして丸めてゴミ箱に捨てました。一人で夕食を食べているアドリアンに、父親がプレゼントをくれたと言ってプレゼントを渡します。

アドリアンはその贈り物が本当はマリネットからの物とは知らないので、父親から誕生日プレゼントを貰ったことを素直に喜びました。アドリアンはナタリーに父親にお礼を伝えて欲しいと頼みます、ナタリーは同意して立ち去りました。

 

C パート

翌朝、登校ラッシュの時間帯に、学校の前ではクロエがサブリナを怒鳴っていました。アドリアンへの誕生日プレゼントの配送が一週間もかかってしまい、まだ配達されていないのです。そのあと、アドリアンが送迎の車から降りてきました。首には新しい青いストールを巻いています。マリネットは密かにアドリアンがマリネットからのプレゼントを身につけていることに喜んでいます。アルヤは「いいストールね」とアドリアンに声をかけました。マリネットはアルヤの隣でニコニコしています。するとアドリアンはそれが父親からの誕生日プレゼントであると説明します。それからアドリアンは、昨日の父親の無礼(ニノを家から追放して今後の付き合いもやめるように言われたこと)を謝ろうとしましたが、先にニノが「気にするな」とアドリアンに優しく寄り添いました。アルヤがストールはマリネットからのプレゼントだと言うべきだとマリネットに詰め寄りますが、父親から貰ったことを喜ぶアドリアンを見て、マリネットはその気持ちを台無しにしたくないと思い、アドリアンをがっかりさせないために本当の事を言わないことにしました。自分のあげたプレゼントが気に入ってもらっているにもかかわらず本当の送り主を名乗れないことはマリネットにとってツラいことですが、それよりもアドリアンの気持ちを優先するマリネットの優しさにアルヤは感動し、マリネットを抱きしめて登校するシーンで終わります。

 

感想&一言メモと雑学

マリネット恋の暴走とアドリアンの孤独演出の始まり

1回目のラッキーチャーム召喚は完全にマリネットが自分の感情のためにミラキュラスを完全に私物化していました。マリネットはアドリアンのことになると度々ヒーローらしからぬ事をやっちゃうタイプなのです。これからのエピソードでも不法侵入や窃盗、完璧なスケジュール把握といったようなアドリアン好きすぎて垣間見える過激な一面も引かずに付いてきてください!><

アドリアンの広い家で過ごす孤独な演出もこのエピソードから始まりましたね。誕生日パーティーが夢だというアドリアン。アドリアンの家ほどのお金持ちだったらむしろ見せびらかすような誕生日パーティーでも不思議ではないのですが、アドリアン少年は誕生日パーティーや父親からの誕生日プレゼントというごくありふれたものを欲しているわけです。アドリアンが抱える孤独がどれほどのものか・・・想像してみてください。アドリアンの昼食のシーンなんかはあの無駄に広い食堂で一人食事をとっているのは、泣けますよね。広いのに閉塞感を感じさせる画角で演出がすごく効いています。

ちなみにナタリーはアドリアンの母親ではありません。ガブリエル(アドリアン父)の秘書なのかな?仕事の補佐の人でして、アドリアンの母親についてはまた別のエピソードで明かされることになります。ちなみにアドリアンの自宅シーンではお母様が描かれている肖像画が飾られていますので、お姿は確認できます。とってもお美しい方です。このお母様、お父様、というかアグレスト家に関わるエピソードたちは、かなり拗らせているストーリーで本当に胸を抉(えぐ)られるので個人的には涙なしには語れないと思っています。・・・ので今から覚悟しておいてください。

ちなみにこのエピソード、アメリカでは初回放送のエピソードだそうです。確かに、ラッキーチャームのくだり、ティッキーとプラッグの存在など初めの方に適しているストーリーですよね。

でもでも、アメリカでは放送の初回エピソードがこのバブラーと知った時、正直「え!ヤバい!!」って部外者のくせにいっちょ前に焦りましたね。だって、学校関係のエピソードってことはクロエいるでしょ?と…初見の視聴者にクロエ見せて大丈夫?クロエ受け入れられる?!と一人で不安になったのです(本当に大きなお世話です)まあ不安はあったものの、よくよく考えてみるとバブラーのクロエの悪態なんて可愛いもんでした。まだスライムくらいですよね。何の装備もしていない無印クロエでしたので、大丈夫でした。もし、既にこの時点で「え。。クロエ嫌なヤツ。。クロエ嫌いかも。。」ってなってる人がいたら、これ序の口の序の口ですね。クロエの悪態はこんなもんじゃ済みません。これからどんどんエピソードが進むごとにトップギアに入っていきます。でも第1シーズン完走したらクロエの印象も変わってくると思うんです。クロエって、イヤなやつっていうのは首もげるほど同意なんですが、実は結構愛されているキャラで、クロエがいることによってストーリーも他のクラスメイトのキャラも際立つっていう相乗効果があるんですよね。そして何より、クロエの周辺エピソードが豊富なので、彼女の真っすぐなところとか、自己中の中にも弱さがあったりして、クロエの背景を知る描写を積み上げていくと、クロエに対する印象が変わってくると思うんです。なのでクロエアレルギーで離脱せずにミラキュラスのことを見放さないで欲しいです。慣れるまではクロエのことはちょっと度を越したスネ夫みたいに見守っていただきたいです。スネ夫がいないとのび太は成長できないように、クロエがいないとマリネットは恋に前進できなかったりするんです。

 

ウラ話的な考察

プラッグが正義の心と葛藤するアドリアンをそそのかして、ちゃっかりパーティーを楽しむあたりは、本当にプラッグの性格出てますよね。

要はミラキュラスのパワーは使う人の心で「正義」にも「悪」にもなるってことですよね。そのあたり、レディバグもアドリアンとクロエのキスを回避するためにラッキーチャーム使ってしまってティッキーに怒られているので、レディバグにとっては「正義」でもアクマタイズされているニノを救うという点では「正義ではない」のためにパワーを使ったということで、ヒーローたちは自制してミラキュラスの力を使うことが求められています。

1話、2話と観ていただいてわかるようにプラッグはだいたいチーズのことしか考えていないですよね、ちなみにティッキーは甘い食べ物でパワーを回復します。今回の充電はチョコチップクッキーでしたね。あんなに小さい体なのにポシェットの中で自分の体くらいあるサイズのクッキーめっちゃ食べてたと思うと可愛すぎる。

マニアック視点

  • 今回からエンドカード(最後の一枚絵)も始まり構成が整ってきた感ありますね。でも最初の方のバブラーとのバトルシーンは背景が色塗りつぶしってストーミーウェザーの作り込みが神が買っていてエグかったが故に目立っちゃいますね。
  • アイキャッチもまだ無音なので(音が入ってない)サウンドとか決まってない時期に作ったのかなと重いました。

 

Miraculous Ladybug公式チャンネル|ミラキュラスレディバグ&シャノワール

 

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りのへよ

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