っっっも、つべこべ言わずに、食べろっっ!!
4歳になってから食べ物の好き嫌いが始まった
保育園のお迎えの時に担任の先生から言われた驚きの一言
担任「今日は苦手なチーズを残しちゃいました。」
ママ「???(なんのことだ??)」
担任「途中までは頑張って食べたのですが」
ママ「え、、うちの子、チーズ嫌いなんですか??(;゚Д゚)」
担任の先生から聞いてもうビックリ!
チーズ嫌いなの? いつから??
ってなった笑
パパママの知らない食べ物の好き嫌い
「パパママが子どもの好き嫌い知らないなんてある?!」って言われそうですけど、
全然あると思う(キリッ
家でする料理なんて基本手抜きなので、食材もかなり偏っていると思うし、
野菜なんて玉ねぎ、ブロッコリー、にんじん、もやしの基本メンバーで成り立っていて、食いつきの悪い食材は自然と食卓から遠のいていって子どもの食事に並ばないから、そもそも嫌いな食材に気がつかないというジレンマ。
最近では他にも保育園からのリークで、ジャガイモ、キャベツが嫌いらしいと知ったが、でも、ジャガイモはシチューや揚げたりしたらモリモリ食べるし、キャベツはお好み焼きにしたらモリモリ食べてた記憶があるから、嫌っていることに全然気がつかなかった。とりあえず4歳の食べ物の好き嫌いの定義が曖昧すぎる。
そういえば最近、ジャガイモ、キャベツを家で出すことってないから何かしらのタイミングで嫌いになったのかしら?
でも、保育園では美味しく調理されたもの食べて、家ではジャガイモもキャベツも出してないのに、一体どこで嫌いになるタイミングがあるんだ?
ただの「食わず嫌い」にしか思えない。
見ててイライラする食べ物の好き嫌い
例えば保育園で嫌いと主張していたらしいチーズは、ピザの溶けたチーズも、キリのクリームチーズも余裕で食べられるから、「給食で出るプロセスチーズだけが嫌いなんでしょ?」と何度娘に聞いても、その辺の理解が4歳にはまだ難しいようで「チーズ!?怖い!!」と言ってふざけて逃げ出します。うちの4歳児、頭の中ファンタジーすぎる。
そして、特に私をイライラさせるのが
- 保育園の給食では残さず食べるくせに、家の食事でだけ好き嫌いをする行動
- 食べ物の好き嫌いを盾にして、あわよくばご飯食べずにお菓子食べようとするズル賢さ
- 用意したご飯を一口も食べないでカピカぴにする、または触りまくってぐちゃぐちゃにする
この辺の言動には、毎回イライラさせられます。
仕事から帰ってきて休む暇なく作った夕食を並べて声をかけても、いつまで経っても食卓に着かず、食卓に着いたとしてもまったく手をつけずにカピカピになっていく、もしくはこねくり回して触りまくってぐちゃぐちゃにしてしまう。
確かに私は料理上手じゃないから、魅力的な料理を作ることが苦手だけど、あまりにも簡単に自分が作った料理を残されるとフツフツと怒りが湧き上がってきます。
最近では怒りが頂点に達して、食べず嫌いや食べ物の好き嫌いについて、めちゃくちゃ怒ってしまう。
というか、好き嫌いももちろん問題だけど、それとともに食事に意欲的でない姿勢にも腹が立つし、ご飯食べ終わらないうちから「お菓子は?フルーツは?」って言っれきたり、そもそも遊びやテレビに夢中でご飯が視野に入ってなかったりとか、集中してなかったりとか、食べ物の好き嫌いに付随する部分でもイライラして結構怒ってしまいます。
ついに保育園でお友達トラブルに発展
そんな家の食事の時間に怒られる日々が続いたうちの4歳児は、自分なりに変わろうとしてくれたのか保育園の給食は頑張って食べているということだったのですが、給食の食べ方について、お友達トラブルが起きてしまいました。
事件のあらましは、保育園の給食時間に、うちの子が同じクラスのお友達に対して「給食は残さずに食べようね」と全部食べきっていないお友達を非難したらしい。私的には娘がなんでお友達に「給食を食べなさい」と強要したのか不明ではあるが、私が散々家で「残さないで全部食べなさい」と注意していたので、保育園で出ちゃったのかもしれません。そんなうちの娘のお友達への干渉が原因でお友達と軽くケンカしてしまったと担任の先生から聞き、なんだか後味の悪さがありました。幸い、うちの娘が「給食を食べなさい」と強要した相手の友達は強めの子だったので「私は全部食べないわ」って反論していたそうで、一方的に泣かせる&返り討ちにあって泣かされるということはなかったそうなのですが、
私の娘「全部食べなさい」
お友達「私は食べない」という言い争い、やっぱり家で私が散々「ご飯食べなさい!」って怒ってるからそれが出ちゃったのかなぁ・・・。
こんなことで友達トラブルにもなって、どうしたもんですかねぇと思っていた時にさらに家でもトラブル発生。
アイスを食べないパパを叱る娘
今度は家で、お風呂上りに「アイス食べよ~」ってなった時に、パパが「いならい」って言ったのを聞いた娘がすかざす「好き嫌いはダメなんだよ!」と正義感発揮。
この場合、アイスは「いらない」が許されて、ご飯は「いらない」が許されない矛盾に、4歳児は混乱していたようなのですが、どんな言葉で説明したら良かったんだろうか・・・。
なんでこうも融通が利かないのか。
さすがに、「このまま怒ってばかりではダメだわ・・・」と私なりに考えて工夫を始めたことを紹介します。
食べ物の好き嫌い対抗策
作り置きおかず作らない
食べてくれるかわからないものを時間をかけて作っておいても残されて悲しいだけなので、「晩御飯はその日暮らしでいい」という気持ちになって、残してもいちいち怒らない余裕を持つことにしました。
「今日は食べてくれるかもしれない」という期待が「食べなくてガッカリ」になるので、ご飯に手間暇をかけるのはやめました。
子ども用に取り分けるのをやめる
子供用にご飯を取り分けておいて用意するとどれだけ食べたのか量が把握できて良い反面、なかなか減らない皿を見るとついつい怒ってしまうので、それならば大皿料理でいいじゃないかと思うようにして、子どもが食べられる分だけ取りなさいと言いバイキングっぽくしています。うちの子は「ご飯に対しては欲張らない」というのが分かりきっているので、小さく取って、何回も大皿からおかわりするというのが、小さな自信の積み上げに効果があるようです。何回もちょこちょこおかわりしているうちにトータルで見ると食べる量が多い日もあります。
ご飯以外でも、お茶を全然飲んでくれない時に、ちょびちょび飲ませて(本当にペットボトルのキャップくらいの量をちょびちょび飲ませる)トータル量を稼いだこともあります。
完璧な献立でなくていい【一汁一菜】
とにかく、家庭料理研究家の土井先生リスペクト
土井先生の「一汁一菜」の提唱に救われた人間です。
この本を読むたびに、私は泣きます。
私は料理が苦手なのですが、毎日一生懸命、家族の好みに合った肉、魚を使ったご馳走?を作ります。家族の嫌いな素材や食べられないものは使わないように気をつけます。夕食作りには、最低でも一時間半はかかります。それなのに家族は、友達や仕事のつきあいで飲食店の焼き肉やお寿司、ご馳走を食べに行き、「久しぶりに旨い物を食った!」と、留守番していた私に話すのです、、、、、。私の作るものは、所詮お店のものには敵わない、、、、、と、いつも悲しくなっていました。
こちらの本の84ページから。「家庭料理は、素朴で地味なものです。目的は自分と家族の健康です。ですから、なんでもありではありません。違和感のあることはいけません。そして、中くらいに、普通においしければ、まずはそれでよいのです。」、、、、、、あ、私はお店の味を真似して、毎日作らなくてもいいんだ。
そして85ページから。「人間の暮らしで一番大切なことは、「一生懸命生活すること」です。料理の上手・下手、器用・不器用、要領の良さでも悪さでもないと思います。一生懸命したことは、いちばん純粋なことです。そして純粋であることはもっとも美しく、尊いことです。」、、、、、ここで、私はいつも泣いてしまう。悲しいのではなくて、救いを感じるから。
土井先生、有難うございます。料理することに疲れた時は、この本を読んで自分を元気づけることにします。Amazonレビューから引用
ご飯と具だくさんのお味噌汁、これでいいんです。
パパはこれだけ?となって納豆を食べていますが、娘はこれだけ?とはなりません。これでいいんです。
園ママに聞いてみた
最後に、
お迎えの時に保育園の同級生ママに聞いてみました。
私「うちの子食べ物の好き嫌いばかりで全然ご飯に気が向かなくて・・・どうなさってますか?」
園ママ「うちもそうですよ。食べない!ほったらかし!」
食べない!ほっとく!の部分は迷いなき眼(まなこ)で言ってて、「この強さ見習う」ってなって勇気をもらいました。
以上、叱る?叱らない?4歳児・食べ物の好き嫌い出始め【園で友達トラブル発生】をまとめました。叱りすぎも逆効果でうちの子みたいに園での友達トラブルに発展することもあるので上手く対処していきたいですね。
「毎日毎日晩ご飯作るのしんどい~」
「冷蔵庫になにあったっけ?献立考えるの辛すぎ~」
となっている方は土井先生の本おススメです
ここまでお読みいただきありがとうございました。