職場のコミュニケーションの悩みは誰にでもありますよね
- 苦手な人がいて、何を話しても気まずい空気になる気がする
- コミュニケーションを得意になりたい
- 職場で気の利いた雑談を楽しめるようになりたい
こういった疑問に答えます
この記事の内容
- 相手の性格を見抜いて職場のコミュニケーションで悩むのをやめよう
- 簡単な心理学の活用法と注意点
- コミュニケーションよくするために一番大切なこと
この記事を書いている私は、あるグループ企業の食品メーカーで新卒採用を3年担当していました
毎年、何千人もの人と会う中で培ったコミュニケーションスキルで自身の転職も成功しています
今は転職して、部署も変わりましたが、600名以上が働く部署で仕事をしています
仕事では、大人数とやりとりするコミュニケーションスキルが欠かせないため、コミュニケーション能力を鍛えてきました
コミュニケーションが苦手だと感じている人によくある悩みとして、「会話が続かない・・・」というものがあると思います
私も元々は内気で自分からコミュニケーションを取ることは苦手でした
気まずい沈黙が嫌だったので、自分ばかり独りよがりに話続けてしまうということもしばしば・・・
とはいえ、仕事で何千人という就活生をリクルートするために日々頑張っていたら
「コミュニケーション」をとるコツみたいなものがわかってきました
そこで今回は、「手っ取り早くコミュニケーション力を鍛えるコツ」について解説します
※この記事は、3分ほどで読み終わります
3分後には、今までよりも「相手の性格がわかる」と思ってもらえるような構成になっているはずです
相手の性格を見抜いて職場のコミュニケーションで悩むのをやめよう
職場のコミュニケーションが上手くいっていないとストレスを感じますよね・・・
「何を考えているのかわからない・・・」
そんな時に、相手の性格を一瞬で見抜くことができれば、コミュニケーションが楽になると思いませんか?
そこで、これからコミュニケーション力を手っ取り早く引き上げる「人の思考パターン3つの型」を書きます
この思考パターン3つの型を知っていれば、ある程度の相手の性格を見抜くことができるようになるので、
自分と相手のどこに共通点があるのかを簡単に見出すことがことができるようになります
自分と相手のどこに共通点を見つけることができれば、一気に距離を縮めることができ、
相手からは「なんだかこの人は私(僕)のことよくわかってくれているから話しやすいな」
と心を開いてくれやすくなります
その他にも、自分の思考パターンも知ることができるため、自分がどういうコミュニケーションが得意なのかを知ることだって可能です
人の思考パターンは下記の3つです
壱ノ型「人思考」
弐ノ型「城思考」
参ノ型「大物思考」
壱ノ型「人思考」
あなたの周りにこんな人はいませんか?
- いつも誰かと一緒にいる
- 飲み会では最後まで残っている
- 成績に関係なく友達が入るからという理由で、部活を決めてしまう
- 評判や実績に関係なく、人事の人柄で就職先を決めてしまう
- 欲しいものがあっても店員が気に入らないと買いたくなくなる
自分のことだとドキッとした人もいるのではないでしょうか
このような人を「人思考(ひとしこう)」と言います
このタイプ、人事で採用している時に一番多く出会いましたが、第一印象で「人懐っこそう」と感じることが多かったです
メモを取らずに目を見て話を聞いてくれるタイプで情に厚く、優しそうな人が多いです
(裏を返せば、優柔不断でもあますね)
職場でトラブルがあっても「大丈夫?」とまず関係者を心配してくれるタイプが「人思考」です
このタイプは割と見つけやすい(わかりやすい)ですよ
人思考と円滑なコミュニケーションをとるには「世のため人のため」の精神で
とにかく、人を第一に考える「人情派」タイプなので、和気あいあいと調和のある人が好まれます
「一緒に頑張ろう」という励ましや、「あなたがいないと寂しい」と承認されることを喜ぶので、
競争するのではなく、みんなで一緒にゴールするような目標を好みます
人思考の上司:結束力、調和を大事にします(飲み会などで最後まで残ると喜びます)
人思考の部下:ほったらかしにされるのが苦手です(比較せず、褒めて伸ばすことが大切)
弐ノ型「城思考」
あなたの周りにこんな人はいませんか?
- めちゃくちゃ負けず嫌い(でも負けず嫌いと言わない)
- こだわり派で、マイペース
- 頭の回転が早く、損得勘定が得意
- 長ったらしい話は嫌いでいきなり結論を話す
- 仲の良い友達がサッカー部を選んでも自分が野球をやりたければ野球部を選ぶタイプ
このような人を「城思考(しろしこう)」と言います
私は個人的に、このタイプをサザエさんのカツオみたいな性格だと思っています
「城思考(しろしこう)」と話すと、だいたい「現実的で賢いな・抜け目がないな」と思うことが多いです
イメージとしては、第一印象が「のほほんとしていても、実はしっかりしているな」という感じです
ラーメン屋の頑固おやじみたいな「こだわり一筋!」みたいなイメージもあります
実は、私はこのタイプが苦手なのですが、旦那がこの「城思考」タイプです
このタイプは、「金銭感覚」も優れていることが多いので、お金持ちとか時間の使い方が上手な人が多い印象です
回り道の多い私の人生、旦那のような堅実なパートナーと出会うことができて幸せです
(苦手なタイプでもちゃんと恋愛結婚していますので、好きな人がどのタイプでも問題ありません)
城思考と円滑なコミュニケーションをとるには「結果」を大切に
とにかく、結論を第一に考える「現実派」タイプなので、勝ち負けにこだわって勝つまで戦い続けます
「自分はこれだけ頑張った」とアピールして優位に立ったり、「コストパフォーマンス」が良いことを喜ぶので、
「結果」や「メリット・デメリット」「コスパ」など現実的な内容を重視します
城思考の上司:計画や実績、結果を大事にします(目標達成までの具体的な計画を絶対に聞いてきます)
城思考の部下:切磋琢磨できるライバルや尊敬できる先輩が必要(競争がエネルギーになる)
参ノ型「大物思考」
あなたの周りにこんな人はいませんか?
- 会話の中でドーンとかビューンとかの擬音が多い
- 何を考えているのかわからないが直感は冴えてる
- 自信家
- 喜怒哀楽が激しい
- 弱小チームでも全国大会を目指すという壮大な夢を語る
このような人を「大物思考(おおものしこう)」と言います
私自身がこの大物思考タイプに分類されるため、よく特徴がわかるるのですが、
変わっていると言われている子のほとんどはこの大物思考に分類されるのでは?と思うくらい、周りから浮いている子をたくさん見てきました
メモを取ってよく話を聞いていると見せかけて、実は頭の中では全然違うことを考えているタイプです
真面目に話を聞いていなくても、直感である程度の話の内容は理解できるという頭の回転が早いタイプです
職場でトラブルがあっても「ところであの話聞いた?」と自分の話題にすり替えるのが「大物思考」です
大物思考と円滑なコミュニケーションをとるには「仕事をゆだねる判断をさせる」
とにかく、束縛や拘束を嫌う「直感派」タイプなので、いちいち確認をとったり、スピーディーに進まないことが苦手です
大物思考のさりげない気遣いにお礼を言ったり、手を止めて話をよく聞いてもらうことを喜ぶので、
大物思考の気配りに感謝したり、大物思考が話したそうにしていたらよく話を聞いたりして尊重してあげてください
大物思考の上司:壮大なビジョンや理念を掲げている(気分にムラがあるので機嫌を確認しましょう)
大物思考の部下:いちいち確認が必要な仕事や細かいルールが苦手です(任せられる仕事は判断させましょう)
思考パターン3つの型の簡単な活用法と注意点
この思考パターン3つの型は
実は「個性心理学」と呼ばれる心理学が発祥です
「個性心理学」は実はとても身近な占いに活用されています
それは、動物占いです
動物占いと聞くと、それってただの占いでしょ?それで本当にコミュニケーションの悩みが解決するの?と不安になりますよね
でも、動物占いの原点は「個性心理学」という学問なので問題ありません
動物占いは名前のかわいらしさとは裏腹に有効な心理学です
生年月日をもとに人の性格を判別し、12匹の動物に当てはめる
動物占いとは「生年月日をもとに人の性格を判別し、性格のパターンを12匹の動物に当てはめる占い」です
人の思考パターンを分類するときにこの動物占いを知っていれば、さらに詳しくその人の人柄を見抜くことができます
この3つの思考パターンと動物占いの特徴を知った上で、職場の人とコミュニケーションをとってみると
どの言葉や話し方が相手に響くのかが徐々にわかるようになってきます
3つの思考パターンのどれにあてはまるかを想定して会話をすることがコミュニケーション能力を鍛えるので、この人はどれかな?とまずは予想を立ててみましょう
最大3つのパターンの中から当たるものを見つけるのでそれほど難しくありません
この思考パターンの推測は、何よりも経験がモノをいいます
本を読むのが好きな人って速読してるの?って思うくらい早く読み終わるのと同じで
普段から本を読み慣れているから、本を読むことに慣れていて、本人は普通でも周りからするととんでもなく速く読み終わっています
心を読むこともこれと同じで、何度も繰り返していくうちに、なんとなく感覚が養われて、この人はこれっぽいなと思考パターンを判断するのが早くなります
早く思考パターンを特定すればするほど、その人とのコミュニケーションは取りやすくなりますから
とにかく実践して、経験を積み、感覚を養うことが手っ取り早くコミュニケーション能力を上げる近道です
生年月日を聞きまわるのは絶対にやめましょう
先ほど紹介した「動物占い」は生年月日で人のパターンを分類します
このような話をすると、残念ながら、
よし!生年月日で人の特徴がわかるのか!と言って、生年月日を聞きまわる人が出てきます
これは絶対にやめましょう
普通に考えて、突然生年月日を聞かれて、勝手に占われるとか嫌じゃないですか?
今の時代、「あなたの生年月日は?」と生年月日を聞かれるなんて愛想笑いで誤魔化されるだけです
私は、結婚報告で旦那側の親族と集まった時に
急に生年月日聞かれて、勝手に動物占いで占われた挙句、あなたはこの動物だからこういう性格ねみたいに決めつけられたことがあって、とても嫌な経験をしたことがあります
動物占いを娯楽として楽しむ分にはいいのですが、動物占いをしたい気持ちが先走って、相手への配慮に欠けてしまうのはコミュニケーション以前の問題です
しかも、占いでその人の性格や特徴を知ったところでその結果の活用法を知っていなければ、占いをただ楽しむだけで終わってしまいます
重要なのは、この個別心理学をどう活用するのかということです
動物占いが当たったとか当たらないとかの占いの的中率は関係ありません
間違っても生年月日を聞き回るのは辞めましょう
3つの思考パターンと動物占いの関係性
人の思考はこの3パターンのどれかに当てはまります
そして、この思考パターンは生年月日から分類する動物占いでパターンにわけることができます
思考パターンを知っているとどんな言葉が響くのか、会話で気を付ける点が見抜けます
- 人思考(城思考の逆):ひつじ、黒ヒョウ、たぬき、こじか
- 城思考(人思考の逆):サル、トラ、コアラ、オオカミ
- 大物思考:チーター、ライオン、ゾウ、ペガサス
生年月日が分かると、動物占いを使ってどの動物かを特定し、思考パターンが判明するのですが、
動物占いが当たったとか当たらないとかのレベルで止まってしまっては非常にもったいないです
あくまでも、動物占いはツールであって、コミュニケーションの目的ではありません
コミュニケーションの目的は、思考パターンをいち早く見抜くことで相手の思考パターンを理解し、自分がその思考パターンに合わせることで、相手との会話を心地良いものにするのが目的です
どの動物の人がどんな性格かを知っただけではコミュニケーションは上達しません
とはいえ、こんな話をしていると自分が何の動物なのか興味が湧いて、知りたくなりますよね
関連書籍やサイトなどがあるので自分の思考パターンを調べてみるのもおすすめです
コミュニケーションよくするために一番大切なこと
コミュニケーション力を鍛えるためには、コミュニケーションをとって鍛えることが一番効率的です
普段、読書を習慣としている人が本を読むのが早いように、コミュニケーションも経験を積めば積むだけ
その分、経験値を得ることができます
思考パターンをつかって相手の心を想定して会話をする
心の思考パターンを想定して会話をすることで、職場で目の前の人を理解しやすくなったり、
コミュニケーションがとりやすくなります
人の思考パターンを理解して、相手を早く理解することで、コミュニケーション上手という印象を与えることができます
まずは、3つの思考パターンを覚えて、この人はどの思考パターンかな?と考える習慣を付けてみてください
- 人思考
- 城思考
- 大物思考
この思考パターンを知っているだけでも、コミュニケーション能力は格段に上達します
動物占いの知識は細かく覚えずに感覚で活用しましょう
動物占いについては、詳しく知りたい人は検索したり、解説本を読んだりしてみてください
大切なのは、当たったとか当たらないとかの占いの的中率ではなく、
その動物の特徴だから、こんな風な言葉で伝えた方がいいなとか、こんな言い方はよくないなというような
円滑なコミュニケーションをとって相手を理解することが目的です
細かく覚えるのではなく、実践で使えるようにざっと特徴を覚えるレベルで問題ありません
まとめ:3つの思考パターンで性格を見抜くとコミュニケーションは簡単になる
- 人思考
- 城思考
- 大物思考
この3つの思考パターンを覚えるだけで今までよりも「相手の性格がわかる」と思うことができます
相手を理解して円滑なコミュニケーションをとるためにぜひ試してみてください
この記事で紹介した商品