みなさんは桜田雛先生の漫画作品「執事たちの沈黙」をご存じですか？
この作品、あの「光源氏」を美しい画力と新解釈で超訳しコミック化した「黒源氏物語」で有名な漫画家・桜田雛先生の作品です
小気味よいストーリー展開からギャグマンガ？と敬遠している人もいるかもしれませんが、ふたを開けてみれば最高の溺愛系・恋愛漫画なんです
女性レビュー
タイトルが昔の某映画のパクリかーい、そんなに面白いの？と思いつつも、レビューの評価が良かったので読んでみましたが、期待通りでした！一気に全冊読みました。めっちゃ笑えます。胸キュンキュンするし、ほっこりできました。執事のキャラが最高でした。
気にはなっているけど楽しめるか不安…という人にも、是非手に取って楽しんでいただきたい作品「執事たちの沈黙」
この記事ではそんな「執事たちの沈黙」の魅力をご紹介していきたいと思います！！
こんな方におすすめ
- 桜田先生が描く色気のある妖艶な美しい絵柄が好きな人
- 可愛くて、楽しくて、笑える作品が読みたい人
- 新しい切り口の執事×お嬢様の恋愛ストーリーを読みたい人
「執事たちの沈黙」とは
「執事たちの沈黙」はフラワーコミックスで連載していた漫画家・桜田雛先生が描く漫画作品です
箱入りお嬢様・椿が、ある日恋をした相手は女遊びとパチンコをこよなく愛する、クズ
しかしクズなだけなら、まだよかった・・・
そのクズの正体は、何を隠そう彼女の執事・和巳（かずみ）だったのだから！！
という今までにない斬新な設定の執事恋愛もので大人の女性を中心にたくさんの人に支持を得ている人気作品です
１３０万部突破・大ヒットおめでとうございます！
「執事たちの沈黙」の良い点
ポイント
- 桜田先生が描く色気のある妖艶な美しい絵柄が好きな人
- 可愛くて、楽しくて、笑える作品が読みたい人
- 新しい切り口の執事×お嬢様の恋愛ストーリーを読みたい人
桜田先生が描く色気のある妖艶な美しい絵柄が好きな人
画像出典：執事たちの沈黙 1巻 P8
「執事たちの沈黙」の面白さはなんといってもクズとわがままお嬢様の両方からの矢印強めな溺愛っぷり！！
完璧執事の本性は、実はパンチコ、女にだらしないクズ・・・
本性を隠して執事をしていますが、箱入りお嬢様は、あるきっかけからクズの方を好きになってしまいます
何も知らないお嬢様の恋は、ブレーキが壊れた車のように加速する
自己保身に走る執事・和巳（かずみ）
もう設定が強くて大優勝です
この面白い設定と桜田先生の美しい画力でレベルの高いラブコメに仕上がっています
執事・和巳（かずみ）の落ち着きのある敬語カッチリ系も、クズ・和巳（かずみ）のワイルド美形も
どちらも色気のある美しい作画でどのページを開いても圧倒的画力に見惚れてしまします
可愛くて、楽しくて、笑える作品が読みたい人
画像出典：執事たちの沈黙 1巻 P11
「執事たちの沈黙」は、恋愛ものでありながらギャグがめっちゃ面白いです！
猫の歳三（としぞう）が登場するシーンではだいたい大笑いさせられます
クソなふるまいをする執事との恋愛なので前途多難と思いきや、前に進まないようでちゃんと進んでるし、
クズのくせになんだかんだと言って一途な恋だし、
たまにすけべなネタが刷り込んであるのと、変顔が読みどころです！
脇役の個性的なところも良いです
レビューでは、クズな執事・和巳（かずみ）へのコメントが目立ちますが、ヒロインもとっても魅力的！
ヒロインは、恋に盲目な箱入りお嬢様ということで世間知らずな女の子です
最初はヒロインのおバカ加減に「そんなチョロくて大丈夫か！？」と心配になりましたが、
一途な思いと、わがままさをプラスに発揮してどんどんと大人たちを突き動かしていきます
新しい切り口の執事×お嬢様の恋愛ストーリーを読みたい人
画像出典：執事たちの沈黙 1巻 P34
「執事たちの沈黙」では、丁寧に溺愛・過保護さも描かれています！
悪態をつきながらも椿が可愛くて仕方がない執事・和巳（かずみ）がどんどん余裕がなくなる過程が印象的です
タイトルが昔の某映画のパクリかーい！とわかる大人な女性にこそ是非読んでいただきたい！
大人の立場で、恋人の立場で、親の立場で、それぞれの登場人物の気持ちも深く理解でき更に楽しんでもらえると思います
是非ご一読ください！
一度ページを開けばそのまま読みふけってしまうほど、何度読んでも飽きない完成度の高い作品になっています
「執事たちの沈黙」の気になる点
「執事たちの沈黙」について悪いと思う点はないのですが、あえてあげるとするならば以下の１点です
画風がセレブ感高めでクセが強い
桜田先生の描く絵柄はセレブ感高めで個人的には薔薇っぽいイメージがあります
「執事たちの沈黙」も桜田先生の特色である、色気と妖しさ満載です
私は、ガラス細工のような透明度と繊細さを感じる作品だと感じましたが、絵柄がダメで読まない人出てくるだろうなとは思います
絵柄の好みは人それぞれありますが、その代わりに甘々なシーンや切ない恋のシーンもたっぷりと用意されていますので、個人的にはありかなと思います
絵柄や雰囲気が合うか心配な人には試し読み
「執事たちの沈黙」は妖艶な「黒源氏物語」で有名な漫画家・桜田雛先生の作品ということもあり
絵柄のクセが強いと敬遠していて、自分に合うか不安という人もいるかもしれません
また、クズ執事と箱入りお嬢様との恋愛ストーリー展開なこともあり、クズという設定が苦手な人でも楽しめるのか気になる人もいると思います
実際に私も絵柄に馴染めなかったため、しばらく購入をためらっていました
しかしながら、試し読みをしてみたところ、その不安はすぐに吹っ飛びました
読めば読むほど「この設定でこの画力最高！面白さが最大限に引き出されている」と感じられ、今ではこの美しいクズ執事以外ありえないと思うほどです
また、既刊すべて読んでも、クズとヒロイン両方の矢印強めな溺愛っぷりはとどまることを知りません！
「執事たちの沈黙」はTwitterで過去の情報が見れる他、通販サイトで試し読みが用意されています
絵柄や雰囲気が気になるという人は是非実際に読んで確認してみてくださいね
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舞台は江戸時代の吉原遊郭 #花街鬼
幼なじみの歪んだ性癖 #太郎くんは歪んでる
超訳 #黒源氏物語
250万部超！お嬢様とクズ執事の偏愛系ラブ #執事たちの沈黙7/25まで⭐️ pic.twitter.com/tFIKF3TroJ
— チーズ！編集部【9月号&増刊「プレミアチーズ！」発売中】 (@monthly_cheese) July 22, 2021
まとめ：泣ける笑える溺愛にグッとくる
この記事では、女性向け執事恋愛マンガで最高の面白さを放つ「執事たちの沈黙」をご紹介しました
執事とお嬢様の恋愛は、よくある話だけど、これは違います
執事・和巳（かずみ）がほんとびっくりするくらいクズ！！笑
こんな人嫌だわと思ったし、ヒロインもなかなかのわがままお嬢様で大混乱
しかし、ハマってしまいました
すごい笑えるし泣けるし、なんだかんだお似合いの二人です！モンペのパパ、猫の歳三が最高！！
ギャグセン高すぎて爆笑しながら読みました
でも笑いだけでなく、胸キュンする所も満載でこれは新感覚のマンガです
残念なのは、これでもう完結作品（１３巻で完結）ということ・・・もう少し続編が見たい！！
初めは桜田雛先生の絵柄と妖艶な雰囲気と男性の危うさや冷たさのあるストーリーが苦手だったのですが、
この作品は大丈夫で、むしろドキドキして毎巻おもしろい！
描写もきれいです！！
安定した面白さで何度でも読み返したくなる「執事たちの沈黙」
あなたも是非読んでみてくださいね！
